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漫画OUTネタバレ・あらすじ完全版。登場人物からストーリーまで全て解説する

漫画OUTネタバレ完全版

この記事では、漫画OUTの登場人物からストーリーまで詳しく解説します。

不良・アウトロー漫画の金字塔といえば、思い当たる漫画はたくさんありますね。

 

そんな名作を超すであろうと言われているのがOUTという不良アウトロー漫画です。

非現実的な描写はなく、限りなくリアリティーを追及した不良アウトローの世界が描かれています。

この記事を読んでわかること

  • 漫画OUTのストーリーネタバレ
  • 漫画OUTの主要登場キャラネタバレ
  • 漫画OUTのおすすめポイント

 

漫画OUTの登場キャラからストーリーまでほどよくネタバレしていきます。

※漫画OUTを楽しんでもらうために100%のネタバレはしません

 

漫画OUTの魅力が伝わるように紹介していきます。

なぜなら私が漫画OUTの一ファンであり軽いオタクだからです。笑

 

漫画OUTに興味がある方に魅力が伝わるように詳しく、ほどよくネタバレしていきます。

 

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漫画OUTあらすじ

漫画OUTは、人気漫画「ドロップ」で活躍した井口達也を主人公にした不良漫画。

西千葉の暴走族「斬人-キリヒト-」や他チームの対立を描いている。

 

不良やアウトローの世界観をリアルに描いており、非現実的な描写は描かれていない。

暴走族チーム同士の対立がメインだが、単車での勝負などは一切描かれていない。

 

チーム内同士の人間関係、争い、友情から非常なアウトローの世界観がリアルに表現されている。

余談ですが、画力が非常に高く、絵が綺麗で非常に読みやすいです。

 

漫画OUTネタバレ:斬人

物語の中心メンバーが揃っているチーム。

西千葉を拠点としており、7代目まで続いている名門中の名門チーム。

 

後述するが、西千葉全体で発生した大きな争い「狂命戦争」は5代目斬人が元凶だった。

西千葉のどのチームよりも戦力が高く、有名なアウトローが揃っている。

 

主人公の井口達也とも最も信仰が強いチームでもある。

過去に内部での大きな争いがあり、未だに大きな爪痕と遺恨が残っている。

 

漫画OUTが斬人が中心になり物語が動きます。

 

漫画OUTネタバレ:爆羅漢

下原3兄弟が幹部で成り立っている西千葉のチーム。

流山を拠点とする中堅規模のチームで、凶暴性が高い。

 

下原3兄弟が仕切るようになってからは走り屋から喧嘩チームに変わる。

チームの規模を拡大するために、他チームを潰したり吸収して知名度を上げている

 

他チームへの攻撃性も非常に高く、斬人にも喧嘩を仕掛け抗争に発展していく。

3兄弟の喧嘩スキルは非常に高く、すでに人を殺しているとも噂されている。

 

漫画OUTネタバレ:狂乱鬼

元斬人6代目の幹部達が中心になり立ち上げた新しいチーム。

歴史が浅いチームだが、元斬人の幹部達が揃っているため、西千葉でも指折りの力がある。

 

3対3の代表戦で勝利し、他チームを吸収して戦力を急速に拡大している。

西千葉でも有力チームであった爆神蜘をも圧倒的な力で支配下に置いた。

 

目的は斬人を取り戻すためらしいが、その他にも思惑がある様子。

後輩にあたる7代目と死者を多数だす激しい抗争に発展していく。

 

漫画OUTネタバレ:愚狼

西千葉最大規模を誇るチーム。

作中では、現総長と前総長しか登場しておらず、まだ物語には絡んでこない。

 

現総長は、大柄でスキンヘッドのヤクザ顔負けの風貌。

斬人と爆羅漢との代表戦では、立会人を務めた。

 

西千葉最大規模のチームのため、今後は物語に大きく絡んでくることが予想される。

総長は、6代目斬人総長とは同年代で面識がある。

 

漫画OUTネタバレ:阿修羅

西千葉での有名な名門チーム。

愚狼と同じく作中ではまだ目立った活躍はしていない。

 

狂乱鬼の三浦 佑也は、阿修羅を抜けて狂乱鬼入りを表明した。

これにより、主戦力の多くが阿修羅から狂乱鬼に流れてしまう。

 

総長は派手な刺青を入れており、ゴリラのような肉体と外見をしている。

裏の組織との繋がりを匂わせる描写が描かれている謎が多いチーム。

 

OUTとバウンサーの関係について

これは余談ですが、作者は、OUTの他にもバウンサーというアウトロー漫画を描いています。

セキュリティー会社に勤める主人公が、トラブルに巻き込まれていく姿が描かれています。

 

OUTにもバウンサーの登場キャラと繋がりがあるキャラが多数登場します。

今後は、OUTの世界とバウンサーの世界が繋がるのでは?と予想されています。

 

漫画OUTネタバレ:主要登場キャラ

次に漫画OUTの世界で登場する主要キャラを紹介します。

各チームごとに確認していきます。

 

漫画OUTネタバレ:井口 達也(いぐち たつや)

漫画OUTの主人公。

「狛江の狂犬」として名を馳せた伝説の不良。

 

抗争中に警察に逮捕されてしまい少年院送りにされてしまう。

少年院を出所後は、叔母夫婦が経営する焼き肉店「三塁」で住み込みで働くことになる。

 

斬人の副総長の安部 要と街中で喧嘩したことで、斬人と繋がることになる。

総長の丹沢にも気に入られ、斬人に入るように誘われるが、対等でありたいという気持ちから誘いを断る。

 

トラブルを起こさないように気を付けて生活しているが、斬人絡みの抗争に巻き込まれていく。

喧嘩の実力は未知数だが、作中では未だに無敗を誇っている。

 

余談ですが、主人公の井口達也は存在感がなぜか薄い。笑

他のキャラの完成度が高すぎることが原因と個人的には感じています。

 

7代目斬人主要キャラ

漫画OUTネタバレ:丹沢 敦司(たんざわ あつし)

7代目斬人の総長にして主人公が一目置いている不良。

女性のような綺麗な顔立ちとおちゃめな性格が特徴。

 

細身で女性のような体格をしているが、圧倒的な喧嘩の才能の持ち主。

爆羅漢との代表戦では、圧倒的な力の差を見せつけ、総長戦を完勝する。

 

普段は仲間思いで陽気な性格をしている反面、相手を徹底的に追い詰める冷酷さも兼ね備えている。

爆羅漢の総長を拷問にかけ、チームを解散させた際には、仲間から「丹沢だけは敵にしたくない」と言わしめた。

 

過去に自殺しようとビルから飛び降りようとした時に、皆川 状介に助けられる。

5代目斬人総長の皆川 状介(みながわ じょうすけ)とは古い付き合いで可愛がられていた。

 

皆川 状介の意思を受け継いでいる危険な存在と6代目斬人の幹部達からは警戒されていた。

ちなみに、6代目斬人幹部達をハメて全員を少年入り送りにして斬人を乗っ取り7代目総長に就任している。

 

育ちが複雑で、母親と内縁のヤクザに一度殺されかけた経験がある。

 

現在は、鉄鋼会社の養子になっているようで、将来は鉄鋼会社の社長になる予定。

※実子が3人いるが、謎の不慮の事故により亡くなっている

 

考察として、丹沢が裏で動いて実子の死亡に絡んでいるので?と予想されている

危険因子として、少年院から出所した6代目斬人から命を狙われることになる。

 

漫画OUTネタバレ:安部 要(あべ かなめ)

7代目斬人の副総長であり主人公の最大の理解者。

188cmで筋肉質な体をしている優しい性格の不良。

 

総長の丹沢とは中学生の頃から付き合いがあり仲が良かった。

仲間思いで優しい性格のため、後輩からの人望も厚い。

 

爆羅漢のNO2である下原 孝二(しもはら こうじ)に襲われるが、なんとか撃破する。

ちなみに主人公とはタイマンで敗北している。

 

優しい性格のため、斬人のチームメイトからは斬人を抜けて表の世界で生きるように忠告を受ける。

阿修羅の総長である火咲とは親交があり、狂乱鬼との抗争の前には単身で阿修羅に乗り込み1対1で話ができるほどの仲。

 

他のアウトローと違い、冷酷な一面は持ち合わせおらず、作中では最も不良らしくない不良として描かれている。

ちなみに爆羅漢との抗争の際には、ワゴン車で引かれて殺されかけたことで、抗争激化の火種にもなった。

 

漫画OUTネタバレ:田口 勝(たぐち まさる)

7代目斬人の幹部にして遊撃隊長。

巨漢とドレッドヘアーが特徴で不良らしい不良。

 

丹沢の斬人入りへの誘いを断った主人子のことが気に入らず喧嘩になってしまう。

結果、間一髪のところで主人公にタイマンで敗北してしまう。

 

さらに気性が荒く、斬人の後輩にもきつく当たったことで後輩たちから反乱にあってしまう。

総長の丹沢からの注意も無視して後輩たちにヤキを入れてしまったため、斬人を破門されてしまう。

 

総長の丹沢に対する忠誠心が強く、斬人への復帰を希望している。

斬人を裏切ったように見せかけて、狂乱鬼へ上手く潜入することに成功する。

 

狂乱鬼の隠れ家の位置と戦力を探るため、隠れながら情報を斬人に送っていた。

パワーファイターだが、実は悪だくみに関しては頭の回転が速く交渉も長けている。

 

漫画OUTネタバレ:長嶋 圭吾(ながしま けいご)

7代目斬人の特攻隊長にしてバトルジャンキー。

無口な性格で、作中では言葉を一言も発していない。

 

剣道を習っていたようで、木刀を武器に使っている。

爆羅漢との代表戦の際には、ナイフで刺された傷をかばいながらも下原 孝二(しもはら こうじ)を圧倒。

 

一撃で足を粉砕して戦闘不能にまで追い込む。

狂乱鬼の出現により、覚醒したためか一時期行方不明になる。

 

その後、なぜか狂乱鬼のメンバーと共に主人公の前に姿を現す。

行動を共にしていた狂乱鬼のメンバーを一人で瞬殺し、主人公に襲い掛かる。

 

意味不明な行動をした後、再び姿が消すが、斬人と狂乱鬼との抗争の局面で姿を現す。

狂乱鬼幹部で斬人時代の先輩であるフーリンとタイマンを張ることになる。

 

漫画OUTネタバレ:目黒 修也(めぐろ しゅうや)

7代目斬人の親衛隊長にして田口勝の幼馴染。

知的で冷静なキャラで、暴走しがちな田口を常にフォローしている。

 

オールバックにサングラスが特徴。

田口勝が斬人を破門されたことが納得できずに、撤回させるために総長の丹沢にタイマンを申し出る。

 

しかし、副総長の阿部に止められ、納得できないまま自ら斬人の脱退を申し出る。

実力では斬人の中でも上位に入るほどで、狂乱鬼との抗争では幹部2人を倒す活躍を見せる。

 

狂乱鬼との抗争前は、活躍のシーンがまったく描かれておらず完全なモブキャラ扱いだった。

サングラスを取ると、美形の超イケメンという隠れた設定もされている。

 

6代目斬人(狂乱鬼)主要キャラ

漫画OUTネタバレ:弦巻 良樹(つるまき よしき)

狂乱鬼の総長にして6代目斬人の総長。

仲間思い出優しい性格で仲間からの人望も厚い。

 

主人公がナンパしている所で偶然出会い意気投合することになる。

仲間には優しいが、仲間に危害を加える敵には冷酷で非道。

 

仲間の海を襲った格闘家の足に巨大は岩を投げつけ片足を潰して平然としていた。

喧嘩の強さは未知数だが、丹沢と同程度もしくはそれ以上とされている。

 

西千葉の他主力チームの総長とも面識がある、顔が広い。

7代目斬人を消滅させるために、狂乱鬼を率いて丹沢に襲い掛かる。

 

漫画OUTネタバレ:三浦 佑也(みうら ゆうや)

元阿修羅の副総長をしていた人物。

弦巻 良樹(つるまき よしき)に惹かれて狂乱鬼入りをした。

 

騙されることを恐れ非常にナイーブな性格で陰キャのような感じで描かれている。

三浦 佑也(みうら ゆうや)が狂乱鬼入りしたことで、斬人に勝ち目がなくなったと言わせるほどの実力者。

 

斬人との抗争では、斬人メンバーのマヌク・カンドゥ・優樹を殺害している。

抗争が終わった後は、刑務所に行く覚悟があるようで、マヌク1人の命で済ます気はないと発言する。

 

殺害されたマヌクは死ぬ間際に、三浦の実力は体感では丹沢以上とつぶやいた。

角田 瑛二(かくた えいじ)が殺害されたことに切れて斬人にブちぎれている。

 

漫画OUTネタバレ:風間 美鈴(かざま みすず)

狂乱鬼遊撃隊長で6代目斬人の幹部。

女性のような恰好をしており、言動や立ち振る舞いからオネェキャラとして描かれている。

 

あだ名はフーリンで、ゴルバッキーと呼んでいる鋼鉄の人形を武器にしている。

少年院を出所後、丹沢を襲い拉致しようとしたが、長嶋 圭吾(ながしま けいご)の加勢により失敗。

 

長嶋 圭吾(ながしま けいご)とは先輩後輩の関係のような描写が描かれている。

戦闘シーンでは、長嶋 圭吾(ながしま けいご)を圧倒するシーンがあり、実力は相当高いと予測される。

 

漫画OUTネタバレ:楽崎 海(らくざき かい)

狂乱鬼の頭脳として戦闘ではなく抗争の指揮を担当している。

喧嘩は弱いが、狙撃の実力はプロ並みで作中では拳銃を使い斬人のメンバーを数名殺害している。

 

不良とは思えないような風貌だが、狂気を内に秘めている。

6代目斬人幹部の中で、唯一少年院送りを免れて、阿修羅に保護され丹沢の追跡を逃れていた。

 

7代目斬人に潜伏して裏で暗躍して、6代目斬人の幹部が戻るまで上手く身を潜めていた。

狂乱鬼と斬人との抗争の最中にも、総長の弦巻 良樹(つるまき よしき)に隠れて裏で動いている。

 

西千葉以外の組織と繋がりがあるようで、裏で連絡を取り合い抗争に参入させる。

まだ明らかにされていないが、楽崎 海には7代目斬人壊滅以外の目的があると予想される。

 

漫画OUTネタバレ:角田 一輝(かくた いっき)

狂乱鬼親衛隊長であり、6代目斬人の幹部。

2mを超える長身と細身の体形が特徴。

 

攻撃を受けると快感を得るという特殊な体の持ち主。

まともに会話ができずに「おうおう」としか言わない。

 

リーチの長さと緩急をつけた破壊力のある攻撃で敵を粉砕する。

作中では、7代目斬人の目黒との死闘に敗れ病院送りになる。

 

ちなみに角田 瑛二(かくた えいじ)の兄という設定。

 

漫画OUTネタバレ:角田 瑛二(かくた えいじ)

狂乱鬼特攻隊長であり斬人6代目幹部。

規格外の筋肉を身にまとう典型的なパワーファイター。

 

筋肉に囲まれた体格だが、素早い動きで相手をかく乱する。

6代目斬人の中では、一番冷酷で殺しにも関与する描写が描かれている。

 

爆神蜘の総長ハルケンとのタイマンでは、ワンパンで勝利している。

手負いの状態だが、兄の角田 一輝(かくた いっき)を倒した目黒を瞬殺している。

 

狂乱鬼のメンバーの中でも、指折りの戦闘能力を持っており、意外と情に厚い一面もある。

 

漫画OUTネタバレ:本郷 流希亜(ほんごう るきあ)

6代目斬人の幹部だったが死亡。

本郷 流希亜(ほんごう るきあ)の死についてはいくつか不明点がある。

 

作中では、5代目斬人総長の皆川 状介(みながわ じょうすけ)に殺害されたことになっている。

しかし、まだ100%死亡が確定されたわけではない。

 

一部の読者からは、皆川 状介(みながわ じょうすけ)の死は偽装されている。

実はまだ生きている、黒幕説など様々な説があるため、今後の展開次第では大どんでん返しの可能性もある。

 

5代目斬人主要キャラ

漫画OUTネタバレ:皆川 状介(みながわ じょうすけ)

5代目斬人の総長。

狂命戦争の仕掛け人でもあり、全ての元凶と言われている。

 

6代目斬人幹部達によって、殺害されたとされている。

仲間を大事にする反面、敵対するチームのメンバーには拷問したり殺害したりと残虐な一面を持っている。

 

狂命戦争が始まってからは、敵対する人間への耳削ぎや顔焼きなどの凄惨な拷問を行った。

「いつ誰から殺されてもおかしくないクソ野郎だった」と最も慕っていた丹沢からも言われるほどだった。

 

本郷 流希亜を殺害したことで、6代目斬人総長の弦巻 良樹に殺害されたとされている。

皆川 状介の死についても謎が多く、生存説も読者の間では囁かれている。

 

漫画OUTネタバレ:天野玲児

5代目斬人の副総長。

全身が傷だらけで謎が多い人物で実力も所属組織も現状は不明。

 

7代目斬人と狂乱鬼との抗争の裏で暗躍する描写が描かれている。

皆川 状介の死の真相や6代目斬人の裏切りの真相なども把握している可能性が高い。

 

爆羅漢の主要キャラ

漫画OUTネタバレ:下原 一雅(しもはら かずまさ)

8代目爆羅漢の総長。

下原差3兄弟の長男であり、親が経営している建築会社の次期社長。

 

黒上の長髪で鋭い細目が特徴。

冷酷な性格をしていて、自分の兄弟である下原 孝二の口を切り裂いた過去がある。

 

ネイバーフッドという名門チームとトラブルになり、タイマンで相手の総長をボコボコにする。

敵対チーム全メンバーの免許証をコピーして徹底的に追い詰める様子が作中では描かれている。

 

漫画OUTネタバレ:下原 孝二(しもはら こうじ)

8代目爆羅漢NO2であり総長の実の弟。

2m以上の巨漢のパワーファイター。

 

斬人副総長の阿部を襲撃して、あと一歩のところまで追い詰めた実力者。

斬人との代表戦では、長嶋 圭吾(ながしま けいご)と戦い足を折られながらも勝利する。

 

※長嶋 圭吾(ながしま けいご)の棄権扱いにより

 

兄の下原 一雅(しもはら かずまさ)の拷問を非常に恐れている様子が描かれている。

 

漫画OUTネタバレ:下原 賢三(しもはら けんぞう)

8代目爆羅漢のNO3であり、下原兄弟の末っ子で腹違いの兄弟。

斬人との抗争では、ワゴン車で副総長の阿部を躊躇なくひき殺そうとする。

 

斬人との抗争では、主人公とタイマンの末に敗北する。

丹沢は、爆羅漢の中でも一番ヤバいのは下原 賢三(しもはら けんぞう)だと語っていた。

 

爆羅漢が斬人との抗争に敗れ解散後、「名無死」を結成する。

斬人と狂乱鬼の抗争に便利屋として介入して裏で暗躍していく。

 

作中でも一番ミステリアスなキャラとして描かれており、謎が多い人物でもある。

抗争を利用して目的を達成しようとしているが、その目的については現状不明。

 

漫画OUTネタバレ:斬人と井口 達也との出会い編

ここからは、漫画OUTのストーリーを時系列で確認していきます。

重要な場面を抜粋して紹介していきます。

 

斬人と主人公との出会い

少年から出所後、地元を後にした主人公。

親戚に引き取られ、保護監察官の監視下に置かれる。

 

自宅近くのコンビニエンスストアにタバコを買いに行ったところ、ある若者に睨みつけられる。

その若者は斬人副総長の安部要だった。

 

そのまま口論になり、最終的にタイマンで決着をつけることになってしまう。

結果、タイマンは主人公が勝利することになる。

 

これがキッカケになり、主人公と安部要は親睦を深めて仲間になっていく。

その後も、安部要の舎弟である今井啓二や斬人総長の丹沢敦と出会うことになる。

 

漫画OUTネタバレ:斬人との出会い編までの見どころ

まだ始まりの部分ですので、主人公の存在感が強めに描かれています。

見どころは、斬人副総長の安部要と主人公とのタイマン勝負ですね。

 

ギリギリの戦いでしたが、紙一重で主人公が勝利します。

 

斬人副総長の立場があるため、「自分に勝ったことは誰にも言わないでくれ」

と主人公に頼み込む安部要が、なぜかお茶目に描かれています。笑

 

斬人総長の丹沢敦や特攻隊長の長嶋 圭吾も少しですが登場します。

初期の頃は、丹沢が今以上に乙女チックな外見で描かれています。笑

 

漫画OUTネタバレ:斬人VS爆羅漢編

ここからは、他チームとの抗争が描かれ本格的なアウトローの世界に突入していきます。

それでは、斬人VS爆羅漢の抗争の内容を紹介していきます。

 

漫画OUTネタバレ:爆羅漢との抗争の火種

斬人と爆羅漢が抗争するキッカケは斬人副総長の安部 要でした。

爆羅漢NO2の下原 孝二に襲われ苦戦しながらも返り討ちにする。

 

しかし、後日に爆羅漢NO3の下原賢三にゲリラ戦を仕掛けられた際に、ワゴン車ではねられてしまいます。

それにより、安部 要は一時意識不明の重体に陥ります。

 

病院に集まった斬人幹部は、事件の詳細を聞き激怒します。

総長の丹沢は、安部 要に何かあった場合は、爆羅漢は死刑とふざけた感じで言います。

 

後日、斬人総長の丹沢と爆羅漢総長の下原 一雅が電話で連絡を取り合います。

その結果、3対3の代表戦で決着をつけることで話がまとまります。

 

負けた方はチームを解散するという条件付きでのタイマン勝負に臨むことになります。

丹沢は、主人公にケジメとして代表戦に斬人のメンバーとして出ることを提案します。

 

主人公は、その提案を受け入れ、斬人と爆羅漢との抗争に巻き込まれていくことになります。

代表戦メンバー

斬人側からは、主人公、長嶋 圭吾、丹沢敦

爆羅漢側からは、下原 賢三、下原 孝二、下原 一雅

 

代表戦当日、両チームが集まります。

緊迫した雰囲気の中、なぜ外様の主人公が斬人として代表戦に出場するのか幹部が不満を漏らしていました。

 

愚狼の総長が代表戦の立会人として他2人のメンバーを従えて座っている。

緊迫した空気の中、代表戦が開始される。

 

漫画OUTネタバレ:安部 要VS下原 孝二

斬人のメンバーであり安部要の後輩でもある武藤が爆羅漢のメンバーとトラブルになり捕らえます。

しかし、安部要は爆羅漢のメンバーに圧をかけた後、何もせずに見逃してしまいます。

 

後日、安部要は爆羅漢NO2の下原孝二と爆羅漢メンバーに街で襲われてしまいます。

圧倒的な体格から繰り出されるパワーと格闘スキルが高い下原孝二に苦戦す安部要。

 

隙を突かれ、下原孝二に身体を持ち上げられ両腕で首を絞められます。

巨体の下原孝二にガッツリ首を絞めつけられオチル寸前までいきますが、なんとか生還。

 

ボディに一発強烈なパンチを炸裂させると、下原孝二は前かがみになり苦しみます。

顔を下がったところへ、再度強烈は一撃を食らわせノックアウト。

 

漫画OUTネタバレ:井口達也VS下原 賢三

代表戦の1戦目は、主人公VS下原 賢三だった。

下原 賢三の格闘スキルに圧倒され一方的にタコ殴りにされてしまう。

 

倒れてうつぶせの状態になった主人公の上に乗り、力いっぱい拳を振りかざす下原 賢三。

主人公は頭を何度も強打されアスファルトに顔を打ち付けられ血だらけになってしまう。

 

勝負あったと思われた瞬間、下原 賢三の顔が苦痛に歪む。

主人公の頭を殴り続けていた手がグチャグチャになっていたのだ。

 

隙を見て主人公は起き上がり下原 賢三に強烈なケリを炸裂させる。

悶え苦しむ下原 賢三にとどめの一撃と強烈なパンチを顔面に炸裂させる。

 

血と体が吹き飛ぶほどの主人公の強烈なパンチに倒れ込む。

主人公は攻撃をやめずに、倒れた下原 賢三に馬乗りになり両腕で首を絞める。

 

これ以上は危険と判断した愚狼の総長が丹沢に止めるよう圧をかける。

しかし、丹沢は「イクところまで」と冷酷な表情で言いタイマンを止めようとしなかった。

 

最終的に、タイマンは止められ主人公の勝利で終わることに。

しかし、両チームは興奮して一時期乱闘になりかける。

 

乱闘を止めようとする愚狼の総長の手には、本物の拳銃が握られていた。

結果、間一髪で乱闘は回避された。

 

漫画OUTネタバレ:長嶋 圭吾VS下原 孝二

代表戦2回戦目は、長嶋 圭吾VS下原 孝二。

体格差があり、武器の木刀を使えないため下原 孝二に一方的に攻撃される。

 

下原 孝二の多彩な攻撃に防戦一方の長嶋 圭吾。

余裕を見せた下原 孝二は、自分の顔面にワザと一発攻撃を受ける。

 

「怪我を差っ引いても並程度」と言い、再度余裕を見せる。

下原 孝二は早めに勝負を決めようとさらに激しく攻撃してくる。

 

防戦一方に見られていましたが、実は長嶋 圭吾は全ての攻撃を見切っていた。

ギリギリで攻撃を避けて下原 孝二の隙を狙っていました。

 

事態に気づいた下原 孝二も焦りますが、すでに長嶋 圭吾の術中に嵌っていました。

体勢を崩した隙に足のスネらへん強烈なケリを一撃入れて粉砕します。

 

「ボキッ」と鈍い音が響き、下原 孝二はもがき苦しみながら地を這っていました。

長嶋 圭吾の強烈なケリにより、見事に片足が折られてしまう。

 

勝負ありと思われた瞬間、下原 一雅は下原 孝二に対して口の周りをチョキチョキするジェスチャーを見せます。

過去に下原 一雅によって口の周りをハサミで切り刻まれた恐怖の記憶が下原 孝二の頭を過ります。

 

片足を折られながら這いつくばりながらも、恐怖から戦いを続けようとする下原 孝二

とどめを刺そうとする長嶋 圭吾でしたが、そこで丹沢が止めに入り棄権するように言います。

 

長嶋 圭吾は、抗争の最中に爆羅漢のメンバーにナイフで腹部を刺されていました。

すでに長嶋 圭吾の周りには、傷口から出血した大量の血が流れていた。

 

仲間から死者を出したくないという丹沢の願いを聞き入れ棄権することに。

結果として、代表戦2戦目は下原 孝二の勝利で幕を閉じます。

 

漫画OUTネタバレ:丹沢 敦VS下原 一雅

代表戦の最終戦を前に両チームの総長は座りながら缶コーヒーを飲みながら話している。

下原 一雅は、自分たちのような存在は、今の社会では一定層は生み出されると語りだす。

 

不良の存在価値や持論を語り、最後には手を組まないかと丹沢に提案する。

両チームが手を組めば西千葉で最強のチームになることができると丹沢を説得しだす。

 

しかし、丹沢はその提案をあっさり断る。

そして、丹沢は自分のことを最低最悪の救えないゴミくず野郎と自虐する。

 

丹沢のその回答に落胆した下原 一雅は立ち上がり、丹沢も立ち上がる。

下原 一雅が手に持った空き缶を上に向かって放り投げる。

 

放り投げられた空き缶が地面に落ちた瞬間、二人は飛び出し大将戦が開始される。

下原 一雅が丹沢に向かって攻撃するが、丹沢は余裕で全てかわしていく。

 

イラついて突進してきた下原 一雅の攻撃をかわし後ろを取ると、膝カックンをしておちょくる丹沢。

体勢を崩ししゃがみながら防御の体勢になる下原 一雅に何もしないで見下す丹沢。

 

これにブちぎれた下原 一雅は、丹沢の腕と掴みネジ折ってやると力を込めて丹沢の腕を折ろうとする。

しかし、丹沢は動じることなく、無表情で一発顔面めがけてパンチを放つ。

 

下原 一雅は、そのパンチをなんとか防御することに成功する。

丹沢も自分のパンチが防がれたことに驚きを隠せない表情を見せる。

 

丹沢の圧倒的なパンチ力に驚きながらも「なるほどこれなら普通の奴なら一発だ。」と称賛する。

しかし、次の瞬間、下原 一雅はガクッと体制を崩し立ち上がられなくなってしまう。

 

丹沢のパンチの威力により、足が痙攣して動かなくなってしまっていた。

無表情で下原 一雅に近づいていく丹沢敦。

 

そのまま下原 一雅の顔面をしたから思いっきり蹴り上げると血しぶきが舞い散る。

ピクピクと痙攣してグロッキー状態の下原 一雅の顔面に向かってジャンプする丹沢。

 

潰れた虫の死骸のような描写になり、大将戦は丹沢の圧勝で幕を閉じる。

 

漫画OUTネタバレ:戦いの結末は斬人の勝利

斬人VS爆羅漢の戦いは、斬人が勝利した。

爆羅漢総長の下原 一雅を連れ去ろうとする丹沢敦。

 

下原 孝二は、兄を連れて行かないでくれと丹沢に頭を下げてお願いをする。

しかし、丹沢は爆羅漢メンバー全員が指を詰める覚悟があるならと言い放つ。

 

最初から下原 一雅を無事に帰すつもりがない丹沢の冷酷な一面が垣間見えるシーンだった。

結局、そのまま下原 一雅を拉致し、拷問した後に爆羅漢は解散という結末で戦いは終わる。

 

最後に丹沢敦が斬人5代目総長の皆川 状介の墓の前で抗争の報告をしてVS爆羅漢編は終わります。

 

 

漫画OUTネタバレ:斬人過去編

漫画OUTでは、物語が進行していくごとに過去の回想が描かれています。

狂命戦争、斬人の過去、皆川 状介の死の真相など。

 

次に漫画OUTで語られている過去編の内容を紹介します。

 

漫画OUTネタバレ:丹沢敦の過去

斬人7代目総長の丹沢敦の過去も作中では詳しく描かれています。

幼少期の丹沢敦は、母親と内縁?のヤクザ崩れと一緒に生活していました。

 

母親は売春婦としてヤクザ崩れの男に利用されているようです。

母親から愛されていないと感じていた丹沢敦はビルから飛び降り自殺を図ります。

 

しかし、間一髪のところで、皆川 状介に助けられ命を拾います。

ある日、母親がヤクザ崩れの子供を妊娠したと言うと、ヤクザ崩れは発狂して激しい暴力を振るいます。

 

母親を助けるために、丹沢は包丁でヤクザ崩れの男の腰を刺します。

しかし、傷が浅く返り討ちに合い意識不明の重体になるまで殴られてしまいます。

 

丹沢の仕返しをしようとする安部要に声をかけたのは、中学生時代の皆川 状介でした。

事情を全て聞いた皆川 状介は、夜にヤクザ崩れの男を待ち伏せする。

 

丹沢親子を開放するようにヤクザ崩れの男に頼み込みます。

しかし、ヤクザ崩れの男は、世の中の真理や持論を展開し、丹沢親子を今後も食い物にする意思を伝えます。

 

ヤクザ崩れの男は、皆川 状介が自分に殺意を持っていることに気づいていました。

皆川 状介に対して敵意を向け、丹沢敦を半殺しにする前に言った時と同じ言葉を言います。

 

次の日の朝、首元を切られ喉元から激しく血を流しているヤクザ崩れの男の死体が発見されます。

シーンは変わり、病院から退院した丹沢敦と皆川 状介が会話をしていました。

 

丹沢敦がヤクザ崩れの男が誰かに殺されたらしいと皆川 状介に伝えます。

「ふーん」と他人事のようにしていたが、皆川 状介の腕にはヤクザ崩れの男が付けていたブレスレットがありました。

 

その後、丹沢敦は成長し、西千葉のどのチームに入ろうか安部 要と悩んでいました。

しかし、ある時にヤクザの事務所に連れてこられ脅されている所を皆川 状介に助けられます。

 

それがキッカケになり、丹沢敦と安部 要は、皆川 状介が仕切っていた斬人に入ることを決めます。

 

漫画OUTネタバレ:全ての始まり狂命戦争とは?

狂命戦争とは、西千葉のチーム全体を巻き込んだ巨大な抗争。

斬人、阿修羅、愚狼、死怒の名門チームが中心になり各チームから死者を出すほどの大きな争いに発展した。

 

狂命戦争は、斬人5代目の皆川 状介が中心になり発生した。

この大規模な戦争は、各チームの主力世代の引退により幕引きになった。

 

漫画OUTネタバレ:皆川 状介の死の真相

斬人5代目皆川 状介は、狂命戦争の最中に死亡した。

狂命戦争の最中、各チームの総長補佐であり次世代の総長の4人がこっそり集まっていた。

 

すでに数名の死者を出している悲惨な抗争を止めるための話し合いをしていた。

実際のところ、斬人以外の各チームはこの悲惨な抗争に嫌気がさしており、早く終結したかったのだ。

 

皆川 状介の圧倒的な攻撃力と常軌を逸した行動に他チームは完全に委縮していた。

話し合いの結論として、皆川 状介を斬人内部から潰してもらうしかないという意見で話がまとまる。

 

斬人代表としてその場に立ち会った弦巻 良樹(つるまき よしき)はその話を持ち帰り、6代目斬人幹部に話す。

話し合った結論として、説得に応じない場合は、弦巻 良樹が皆川 状介を殺害することになる。

 

この話し合いの中、本郷 流希亜(ほんごう るきあ)は何かを決心しているような表情をしていた。

数日後、弦巻 良樹は皆川 状介に呼び出されていた。

 

呼び出された場所は、斬人が焼き入れなどに使っていた廃工場だった。

一緒にいた楽崎 海は、他のみんなも呼ぼうと焦るが、怪しまれることを恐れ弦巻 良樹は1人で廃工場に行く。

 

人気のない廃工場で自分が到着したことを大声で叫ぶ弦巻 良樹。

すると、上半身が血だらけになった皆川 状介が奥から出てくる。

 

街中が突然日本刀を持った本郷 流希亜(ほんごう るきあ)に襲われて命からがら逃げてきた。

自分のことを襲わせたのは、お前の指示なのか?

 

皆川 状介はそう弦巻 良樹に語りかける。

その時の皆川 状介の目は、殺意を持っている人間に向ける目をしていた。

 

焦った弦巻 良樹は、本郷 流希亜(ほんごう るきあ)はどこにいるのかと問いかける。

すると、上からグチャッと何かが落ちてきた。

 

弦巻 良樹は上を見上げると、そこには拷問を受けて張付けにされている本郷 流希亜の姿があった。

変わり果てた本郷 流希亜の姿に大きな声で発狂する弦巻 良樹。

 

場面が変わり、丹沢敦は廃工場に皆川 状介を探しにきていた。

人の気配がしてとっさに隠れると、そこには血だらけで歩いている弦巻 良樹の姿があった。

 

事態が呑み込めずに、弦巻 良樹には話しかけずにそのまま廃工場を進んでいく。

すると、仰向けで倒れている皆川 状介を発見する。

 

皆川 状介はすでに絶命寸前で、傷口からは腸が飛び出していた。

丹沢の呼びかけに血を吐きながら答え、最後に丹沢に何かお願いをしているシーンで回想が終了する。

 

おそらくこのまま皆川 状介絶命したと考えられます。

状況から考えると、皆川 状介を殺害したのは、弦巻 良樹で間違いないでしょう。

 

漫画OUTネタバレ:6代目斬人崩壊の真相

丹沢敦を総長とした7代目斬人はクーデーターにより誕生しました。

皆川 状介が死亡した後、5代目斬人は解散したと考えられます。

 

その後、弦巻 良樹を総長とした6代目斬人が誕生します。

しかし、皆川 状介の死の真相を知っている丹沢敦は動き出します。

 

仲間と共に6代目斬人幹部全員をハメて少年院送りにして斬人をそのまま乗っ取ります。

その後は、6代目斬人の残党狩りもキッチリ行い、現体制に移行したと作中では描かれています。

 

なぜ丹沢敦がこのような行動を取ったのかは、まだ明かされていません。

 

単純に皆川 状介の弔いのためなのか?

それとも他の狙いが隠されているのか?

 

漫画OUTネタバレ:斬人VS狂乱鬼編

漫画OUTで一番長く描かれているのが斬人VS狂乱鬼編です。

実際には、6代目斬人VS7代目斬人との抗争になります。

 

他チームや裏で暗躍する組織も絡み物語の核心に迫る抗争に発展していきます。

 

漫画OUTネタバレ:6代目斬人が勢力を拡大していく

丹沢敦に嵌められて少年院から出所した斬人6代目幹部

再び集まり、狂乱鬼というチームを作り、計画に向けて動き出します。

 

チームの戦力を強化するために、西千葉の名門チーム「爆神蜘」を配下に取り込みます。

総長の春川 剣一郎や副総長の大島 良介など実力者を仲間にし戦力を確実に強化していく。

 

西千葉の名門チーム阿修羅の元副総長の三浦 佑也(みうら ゆうや)も狂乱鬼に加入する。

三浦 佑也を慕う元阿修羅のメンバーの獲得にも成功し戦力を強化する。

 

さらに元爆羅漢の下原 賢三が結成した便利屋の「名無死」とも同盟を組むことになる。

楽崎 海のコネのある組織も関わっており、まだ全容は明らかにされていない。

 

西千葉の主力チームは、6代目斬人幹部と親交があるため、何かあった際には味方になってくれる可能性が高い。

戦力や外部環境を考慮すると、戦力的には7代目斬人が劣っていると考えられる。

 

漫画OUTネタバレ:6代目斬人が丹沢敦を襲撃する

風間 美鈴(かざま みすず)は、数人の部下を引き連れて丹沢を襲撃し拉致しようとする。

丹沢は、軽い身のこなしで相手の攻撃をかわし、催涙スプレー?のようなもので相手の視界を奪い逃走しようとする。

 

しかし、風間 美鈴は逃げる丹沢の後頭部に向かって鋼鉄のゴルバッキーという人形を力いっぱい振りかざす。

間一髪で避けた丹沢だったが、直撃していたら瀕死になっているくらいの威力だった。

 

狂乱鬼のメンバーに囲まれて絶対絶命の状況で、長嶋 圭吾が現れ状況が変わる。

警察がくるまでの時間稼ぎに成功し、狂乱鬼は撤退していく。

 

漫画OUTネタバレ:7代目斬人の内部崩壊

後日、丹沢は7代目斬人幹部を集めてミーティングを行っていた。

そこで6代目斬人幹部が出所したことを知り焦る7代目幹部達。

 

しかし、丹沢は焦ることなく冷静にミーティングを続ける。

実はこの時、斬人内部ではメンバー同士でのトラブルが発生していた。

田口 勝の斬人メンバーへの暴行

遊撃隊長の田口 勝は、斬人の後輩メンバーに理不尽な焼き入れを行っていた。

田口 勝の暴挙に感づいていた丹沢は、田口に警告して次は無いと注意する。

 

ミーティングの帰り際、田口勝の胸ぐらをつかみ行動を改めるように注意する幹部の目黒 修也

田口は不貞腐れた様子だが、反省したような態度を見せた。

 

しかし、それは演技で自分のことをチクった後輩たちに再度ヤキ入れをしてしまう。

田口に追い詰められてボロボロになっていた斬人の後輩メンバーは田口を集団で襲う計画を立てる。

 

この計画の裏には、狂乱鬼の風間 美鈴が絡んでいた。

田口は、街で斬人の後輩メンバー数人に囲まれバットで殴りかけられてしまう。

 

反省して後輩たちに謝罪する田口の演技に騙され気が緩んだ隙に、バットで一気に全員をタコ殴りにする田口。

そこへ隠れて見学していた主人公が現れ、そんなことをしても鬱憤は晴れないと言い田口を挑発する。

田口勝が斬人を破門される

流れで主人公とタイマンを張ることになったが、柔道と喧嘩テクニックを持っている田口が圧倒する。

田口の強さに驚きを隠せない主人公だったが、ギリギリとのところで田口を撃破する。

 

田口勝の暴走が安部 要にバレるが、主人公が口止めを進言しトラブルはここで終わると思われていた。

しかし後日、田口勝を待ち構えていたのは総長の丹沢敦と斬人メンバーの王とマルコだった。

 

丹沢敦の追及に、田口勝は得意の嘘をつきシラを切ろうとする。

しかし、丹沢敦に対して嘘をつきたくないためか、最後には仲間への暴行を白状してしまう。

 

それにより、田口勝は斬人を破門扱いになってしまう。

そして、その事実を受け入れられない田口勝の親友の目黒も斬人に見切りをつけて脱退していく。

 

追い打ちをかけるように、長嶋 圭吾(ながしま けいご)も姿を消してしまう。

親衛隊長、遊撃隊長、特攻隊長の幹部3名を一気に失ったことで、7代目斬人の戦力は激減してしまう。

 

しかし、実はこの3名は後々、狂乱鬼との抗争で斬人側として活躍することになる。

 

漫画OUTネタバレ:水面下での抗争

7代目斬人と6代目斬人との抗争が本格化する前に、水面下での抗争がいくつか描かれています。

本戦に繋がる前哨戦のような抗争ですが、チェックポイントでもあるので紹介します。

 

漫画OUTネタバレ:井口 達也の前に楽崎 海が現れる

公園で筋トレをしている主人公の前に「名無死」を従えた楽崎 海が現れる。

狂乱鬼に手を貸すように打診するが、主人公は抗争に一切関与しないと断りを入れる。

 

断れば達也の叔父・叔母および「三塁」を襲撃するつもりのようだった。

しかし、主人公が両チームに一切関与しないということで交渉は決着する。

漫画OUTネタバレ:失踪した長嶋 圭吾が現れる

後日、主人公と山口 俊男の前に他狂乱鬼のメンバーを従え、狂乱鬼のユニフォームを着た長嶋 圭吾が現れる。

主人公を襲う段取りだったらしいが、突然一緒にいた元爆神蜘特攻隊長・柿崎を八角棒で強烈な一撃を喰らわせる。

 

さらに、その場にいた狂乱鬼のメンバーを瞬殺していく。

突然のできごとに困惑している主人公達だったが、流れで主人公とタイマンを張ることになる。

 

主人公の上半身のバネを活かした攻撃により、長嶋 圭吾の武器である八角棒が吹き飛ぶ。

そのタイミングで、山口 俊男が止めに入ったため、タイマンはそこで中止になる。

 

そのまま長嶋 圭吾はその場から姿を消して再度失踪してしまう。

 

漫画OUTネタバレ:田口勝が狂乱鬼として現れ斬人を襲う

斬人を破門扱いになってしまった、田口勝は6代目斬人幹部の集まり場所に足を運ぶ。

斬人を抜けてからは、恨みを買っていた相手に必要なまでに嫌がらせを受けていた。

 

自分のことを狂乱鬼のメンバーに入れてほしいとお願いする田口。

しかし、ハメられた恨みがある角田 瑛二は田口を殴りつけボコボコにする。

 

弦巻 良樹は、何か考えているように田口に皆川 状介の死について質問する。

田口は、皆川 状介の死は仕方がなかったと思っていると答える。

 

後日、斬人のマルコと王が外を歩いていると、狂乱鬼のメンバーに囲まれてしまう。

マルコは通りすがりの少年に扮した狂乱鬼のメンバー?にわき腹をナイフで刺される。

 

大人数に囲まれながらも、必死に抵抗する王とマルコだが、そこに不敵な笑みを浮かべた田口勝が現れる。

その姿に切れたマルコは田口に突進して拳をふりかざすが、田口はそれに合わせてバットを振りかざす。

 

次の瞬間、マルコの腕は不自然な方向を向いて折れてしまう。

さらに倒れている王の後頭部めがけてバットをフルスイングして気絶させてしまう。

 

マルコと王は、このまま狂乱鬼に拉致され失踪してしまう。

 

漫画OUTネタバレ:狂乱鬼と斬人後輩の戦い

斬人の下の世代達も街で狂乱鬼に襲われていた。

元「爆神蜘」の総長ハルケンと大島 良介と他メンバーに囲まれ応戦することになる。

 

幹部不在での戦闘でビビっている仲間を、安部 要の腹心である武藤 将吾が鼓舞する。

圧倒的な力のハルケンと互角以上の戦いを演じる武藤 に触発されて応戦する斬人の下の世代のメンバー。

 

死闘の末、武藤はハルケンに勝利する。

しかし、警察が介入してその場にいたほとんどのメンバーは逮捕されてしまう。

 

漫画OUTネタバレ:安部 要が単身で阿修羅に乗り込む

阿修羅の動向を探るために、安部 要は単身で阿修羅に乗り込む。

阿修羅の集まり場にて総長の火咲 透の対面し二人で話し込む。

 

なぜ阿修羅副総長の三浦が狂乱鬼に入ったのか?

阿修羅は7代目斬人とは敵対関係になるのか?

 

安部 要の質問に対し、火咲 透は、淡々と答えていく。

三浦は自分の意思で阿修羅を抜けて狂乱鬼に入ったこと

 

そして、自分たち9代目阿修羅は、7代目斬人とは敵対関係であることを明言した。

先輩を陥れて斬人を乗っ取った丹沢敦や安部 要の姿勢が許せないらしい。

 

場の空気が一気に変わるが、阿修羅は安部 要に手を出すことはなかった。

予定では、帰り際に襲い拉致する予定だったが、火咲 透の指示により無事に帰すことに。

 

その後、ブレザーを着込んだ優男と一斗缶を被った大男の2人組と面会する火咲 透。

どのような関係性があるのかは、まだ描かれていません。

 

漫画OUTネタバレ:角田一輝VS目黒修也

斬人を脱退した目黒には、丹沢の命令で数人のボディーガードがついていた。

バイトから上がった目黒を出迎える後輩の松坂や他斬人メンバー。

 

自分は斬人を抜けた身なので、ボディーガードなんてしなくていいと嫌がる。

ボディーガードと歩いていると、狂乱鬼幹部の角田 一輝に襲われ命がけの喧嘩に発展する。

 

狂乱鬼メンバーを一撃で倒す圧倒的な強さを見せつける目黒。

かつての先輩後輩の関係であった二人だったため、お互いに手の内は把握していた。

 

巨体と長いリーチを生かした攻撃に苦戦する目黒だったが、間一髪で角田 一輝を倒すことに成功する。

頭を地面に打ちつけられた角田 一輝はそのまま病院送りになってしまう。

 

漫画OUTネタバレ:角田瑛二VS目黒修也・田口勝

大ダメージを負った目黒は、追ってから逃れるために森の茂みに隠れる。

疲れからか、そのまま意識を失ってしまい、目覚めるとそこには兄である角田の姿があった。

 

不意をついて、砂を投げかけ攻撃に転じる目黒修也。

息を突かせぬほどの連打を角田瑛二に浴びせるが、酸欠で逆に目黒が倒れてしまう。

 

回復する時間を与えられた後、角田瑛二に拉致され隠れ家に向かう。

その都度、角田瑛二の隙を突いて後ろから攻撃を仕掛けるが失敗。

 

意識を失い、引きずられる形で拉致されてしまう。

しかし、これも目黒の作戦で、実は意識を失ったふりをしているだけだった。

 

天候が悪くなり、雷が鳴り辺りの雰囲気が変わっていく。

地面に落ちていた目黒の携帯が鳴り、角田瑛二がその方向を見る。

 

不意を突いて後ろから目黒がケリと入れる。

さらに雷の光と共に巨大な斧を持った田口勝が現れる。

 

角田瑛二の頭めがけて巨大な斧を振りぬく田口勝。

しかし、寸前のところで防御され奇襲は失敗してしまう。

 

角田瑛二は焦ることなく、ため息をつき2人を殺害することを決意する。

巨体から想像がつかないほどの素早い動きを見せ、目黒と田口を圧倒していく。

 

手負いの目黒は一撃で倒され、田口は得意の柔道技を仕掛けるが、逆に返されてしまう。

地面に叩きつけられた苦しむ田口の上に馬乗りになる。

 

角田瑛二の手には、田口が持っていた巨大な斧が握られている。

躊躇なく斧を持っている手を田口の頭に向かって振りかざす。

 

しかし、その瞬間、角田瑛二の体は目黒の手刀により貫かれる。

幼い頃の事故の古傷により、骨が抜かれている場所を目黒は見抜いていた。

 

角田瑛二は口から血を吹き出し、目黒はさらに深く手刀を体に突き刺した。

この一撃で勝負がつき、角田瑛二は田口にタバコを要求する。

 

3人で座り込み、タバコを一緒に吸い出す姿はかつての斬人時代の後輩先輩の姿だった。

 

漫画OUTネタバレ:狂乱鬼の本当の目的

タバコを吸いながら、目黒は角田瑛二に狂乱鬼の目的を問いただす。

角田瑛二は、ゆっくり狂乱鬼の目的を語りだします。

 

狂乱鬼の目的は、丹沢敦を殺害し斬人を消滅させることだった。

皆川 状介の意思を最も色濃く受け継いでいる3人のうちの1人が丹沢敦だと。

 

実力や残虐性では、丹沢は皆川 状介以上の危険人物であると認識されていた。

話が終わると、角田瑛二は口から大量の血を吐きせき込む。

 

目黒は、田口にすぐに救急車を呼ぶように説得するが、角田瑛二は断る。

自分のような人間はこの辺で死んだ方がいいと死を覚悟していた。

 

そして、目黒と田口に楽崎 海が来るからすぐにこの場から離れるように二人に話す。

現場についた楽崎 海と他メンバーは、座りながら死んでいる角田瑛二の姿を発見するのだった。

 

漫画OUTネタバレ:目黒の死の真相

傷だらけでフラフラになりながら追ってから逃げる目黒と田口。

当初の目的通り角田兄弟を潰すことに成功したと計画が成功したことに安堵しています。

 

しかし、少し前を歩く目黒に対し、田口は昔から目黒の偉そうな態度が嫌いだったと言い放ちます。

次の瞬間、鈍い音と共に目黒が痛がり、頭に手をやると大量の血が流れていました。

 

目黒が振り向くと、雷鳴と共に斧を振りかざそうとする田口の姿がありました。

楽崎 海と下原 賢三が現場にかけつけると、脳みそをぶちまけて絶命している目黒の姿がありました。

 

さらにそこには、座り込み放心状態の田口の姿がありました。

目黒の無残な姿を見て楽崎 海は嘔吐して目を背けます。

 

下原 賢三は、目黒が死んでいるかパニックになっている楽崎 海に脈をチェックさせます。

目黒が死亡していると楽崎 海は判断し、死体は「名無死」に処理させることになります。

 

そして、常軌を逸した表情の田口が楽崎海の前に現れ、約束通りヤード(隠れ家)に自分を連れていくように言います。

楽崎 海は田口の異常な圧に歯をガチガチさせながらビビり、隠れ家に連れていくことを約束します。

 

しかし、実は目黒は死んでいませんでした。

狂乱鬼のヤードを見つけるために、田口と丹沢に金で買われた「名無死」の偽装工作でした。

 

漫画OUTネタバレ:狂乱鬼のヤード(隠れ家)の全容

狂乱鬼のヤードに潜入することに成功した田口。

そのヤードは巨大で、違法滞在している外人で溢れていた。

 

狂乱鬼は、組織の仕事を手伝う見返りにヤードを本拠地として借りていた。

田口は、ヤードを取り仕切っている組織のボスと命がけの交渉に臨むことになる。

 

なんとか組織のボスと2人で話す場を設けることに成功する田口。

田口は、正直に自分が狂乱鬼ではなく斬人側の人間であることをボスに告げる。

 

斬人がこの場所に攻め込み、狂乱鬼と抗争になるが、目をつぶってほしいと頼み込む。

もし抗争になった場合、ヤードの住人である不良外人を敵にすると斬人に勝ち目が無くなることは明白だった。

 

その見返りとして、将来丹沢が社長になる予定の鉄鋼会社の取引先に組織を使うを条件にする。

不良外人組織のボスのアフマドは、田口を試すかのように質問を繰り返していく。

 

そして、条件を飲む代わりに、チェーンソーで田口に自分の腕を切り落とすように命令する。

田口は一瞬躊躇するが、一気にチェーンソーで自分の腕を切り落とそうとする。

 

血吹ぶきが舞い散ると、アフマドは腕を落そうとする田口を止める。

田口のことを認めたアフマドは、斬人がヤードに攻め込んできても、一切手を出さないことを約束する。

 

交渉が成立した田口は、アフマドに腕を治療してもらう。

アフマドが部屋から出ると、薬を探している最中に拳銃をゲットする。

 

次に田口は、楽崎海に拉致されて人質にされていた斬人の後輩を助けるために動き出す。

後輩が監禁されている部屋に忍び込み、目黒も生きていることを後輩に伝え逃げようとするが楽崎海に見つかってしまう。

 

楽崎海は、田口の裏切りと、目黒が生きている事実にブちぎれてしまう。

拳銃を取り出し、後輩を躊躇なく打っていく。

 

反撃しようとする田口にも数発銃弾を浴びせ負傷させると、苦しむ姿観を見て嘔吐してしまう。

その隙を突いて田口は隠していた拳銃で楽崎海を狙撃するが、通用しなかった。

 

最終的に、人質となっていた斬人後輩の二人は、楽崎海により撃ち殺され死亡する。

田口も後頭部を打たれて死亡したかたのに思われたが、自作の防弾チョッキを仕込んでいたため、一命をとりとめた。

 

漫画OUTネタバレ:狂乱鬼のヤード突前の斬人の様子

田口からの連絡を受けて狂乱鬼のヤードが判明する。

丹沢敦は、斬人のメンバーを集めて、狂乱鬼のヤードに突入することを伝える。

 

不良外人たちがいる場所であることが判明、突入することに不安を感じている斬人メンバー。

丹沢敦は、そのメンバーに対し、今後自分たちが裏社会で生きていくためには負けることは許されないと語る。

 

不良としての存在意義や自分たちの生存を賭けた戦いであることを理解すると、斬人メンバーの表情と雰囲気が変わる。

アマチュアの不良から本物のアウトローに変化した瞬間だった。

 

丹沢敦の演説により、覚悟を決めたメンバーは、狂乱鬼のヤードに突入する決意を固める。

主人公は、丹沢敦にもし自分がこの抗争に関わったらどうするのか?と問いかける。

 

すると丹沢はOUTと一言いい残し、斬人メンバー全員とその場を後にする。

誰もいなくなった隠れ家で呆然と立ち尽くす主人公。

 

そこへ、今井がバイクでやってくる。

主人公は、バイクの後ろに乗り、狂乱鬼のヤードに向かうのだった。

 

漫画OUTネタバレ:それぞれの戦い

狂乱鬼のヤードに突入した斬人は、数班に分かれて行動することになる。

各部隊に分かれて、各々目的場所に向かう作戦だった。

 

丹沢班は、斬人別動隊が護衛について行動していた。

黒人メンバーのマヌクは、突然現れた狂乱鬼副総長の三浦にバットで殴られ方目が飛び出して倒れてしまう。

 

マヌクは起き上がり、丹沢に手をかけようとした三浦を引きとめる。

丹沢はそのまま総長の弦巻 良樹を探すために先を進むことに。

風間 美鈴VS斬人特攻隊

場面は変わり、狂乱鬼幹部の風間 美鈴と斬人特攻隊NO3の橋本健信が戦っていました。

橋本健信は弱い者いじめが大好きな歪んだ性格の持ち主。

 

戦闘能力が高く、ナイフを使い躊躇なく風間 美鈴を攻撃します。

相手を殺害することも恐れないような戦い方で、風間 美鈴を徐々に追い詰めていきます。

 

しかし、一瞬の隙を突き、ゴルバッキーでプロテクターの隙間を攻撃され悶絶します。

とどめを刺される瞬間に失踪していた斬人特攻隊長の長嶋 圭吾が登場します。

 

そこから長嶋 圭吾VS風間 美鈴のバトルへと発展していきます。

間宮祥VS南国翔太郎

場面は変わり、安部要のいる副総隊の戦闘に移る。

副総隊は、逃げ場のない僻地に追い詰められていた。

 

敵部隊の対象は、元阿修羅で唯一総長の火咲透と引き分けた実績を持っている間宮祥。

副総隊で後輩の南国翔太郎は、戦況を変えるために間宮祥に奇襲をかけることを安部要に提案する。

 

安部要はこの提案をリスクが高すぎると却下する。

しかし、南国翔太郎は数人の仲間を引き連れて間宮祥を襲おうとします。

 

しかし、作戦は失敗してしまい、一気に敵に囲まれてしまう。

生きて帰るためにパニックになりながらもナイフを振り回す斬人のメンバー。

 

南国翔太郎は、敵部隊の対象の間宮祥にタイマンを挑む。

しかし、間宮祥はタイマンなんてする必要がないと全員で南国をリンチしようとする。

 

そこへ安部要がブルドーザーを運転して突っ込んでくる。

焦った狂乱鬼のメンバーは、慌てて逃げだしていく。

 

間宮祥と1対1の状況になった南国はタイマン勝負に持ち込む。

間宮祥のパワーとテクニックに圧倒されるが、得意の頭突きを顔面にぶち込みなんとか勝利する。

 

マヌクVS三浦佑也の結末

場面は先ほどのマヌクVS三浦に戻ります。

 

楽崎海と電話をしている三浦の足元には、血だらけになり倒れているマヌクの姿がありました。

仲間を引き連れて丹沢の元に行こうとする三浦でしたが、再度マヌクに話しかけられ止められます。

 

マヌクに気を取られていた三浦の足元を斬人の数人が押さえつける。

とっさのことで、身動きが取れなくなった三浦は焦った表情を浮かべます。

 

そこへ、鋭利なネジ?のようなものを手に取り三浦に襲い掛かるマヌク。

しかし、寸前のところで、三浦によって角度を変えられてしまい奇襲は失敗に終わる。

 

三浦は、間髪入れずにマヌクの目玉を掴みながら、顔面を殴ると、マヌクは吹き飛ぶ。

起き上がると、三浦の手にはマヌクの目玉があり、冷徹な表情でマヌクを見下ろしていた。

 

しかし、マヌクは立ち上がり三浦に戦いを挑んでいく。

丹沢達に助けられた過去の回想がマヌクの頭を駆け巡る。

 

意識が途切れそうになるマヌクの頭部にはマヌクが持っていた鋭利な長いネジが突き刺さっていた。

 

安部要VS三浦佑也

マヌクを殺害し、丹沢に追いついた三浦佑也。

いきなり丹沢敦の顔面にバットを振りおらす。

 

しかし、丹沢は寸前で上手くかわしていた。

そして、そこへ安部要率いる副総隊が集結する。

 

丹沢敦は、安部要にマヌクが三浦によって殺害されたことを伝える。

そして、三浦佑也は必ず殺るしかないと冷酷な表情で言い切る。

 

安部要は、抗争前にマヌクから斬人から抜けて表の世界で生きていくように忠告されていた過去を思い出す。

少し考えた後、冷酷な表情に変わり丹沢の命令に答え、必ずぶっ殺すと宣言する。

 

その言葉に三浦佑也は、殺れるものなら殺ってみろとブちぎれる。

この言葉が合図になり、副総隊と三浦部隊が開戦する。

 

漫画OUTネタバレ:争いの裏で暗躍する存在

斬人と狂乱鬼が死人を出すほどの激しい戦いをする中、裏で暗躍する人間がいた。

「名無死」の下原 賢三は、本郷 流希亜が埋められている墓を探していた。

 

その墓の中には、狂命戦争時に集めた各チームの血判状とデーターが眠っていた。

しかし、その他にも重要なお宝が眠っているようだった。

 

そのお宝を見つけた下原 賢三は嬉しさのあまり大声で笑っていた。

さらに、その情報源は、斬人5代目副総長の天野玲児のようだった。

 

下原 賢三は、目的のお宝を手に入れたことで、すぐにその場を後にしようとする。

しかし、不審な動きに気づいた楽崎海が下原 賢三の元へ刺客を送っていた。

 

漫画OUTの感想と伏線考察

漫画OUTは、他の不良漫画とは違い、リアリティーが高く非現実的な描写はありません。

アウトローの世界と現実を丁寧に描かれています。

 

個人的に不良漫画が好きで今まで多数の作品を読みました。

しかし、OUTほど非現実的な描写がない本格的な不良漫画はまだ読んだことがありません。

 

一応暴走族同士の世界が描かれていますが、単車を使ったバトルや勝負は描かれていませんね。

なので、バイク勝負が好きな方とは相性が悪いかもしれません。

 

漫画OUTは、どちらかというと頭が良い不良同士が大人の喧嘩をしている感が強いです。

画力が高く絵も綺麗なので、ストレスフリーで読めるのもおすすめポイントの1つです。

 

またOUTは不良漫画には珍しくストーリー性が高く、細かい伏線が物語に散りばめられています。

まだ明らかにされていない伏線も多く、読んでて飽きることがないですよ。

・皆川 状介のやろうとしていたこと

・皆川 状介の丹沢への最後の願い

・丹沢の本当の目的

・斬人5代目副総長の狙い

・楽崎海の本当の目的

・下原 賢三が探しているお宝の存在

・本郷 流希亜は本当に死んでいる?

 

など他にも多数の伏線が用意されています。

ほとんどの不良漫画は、ストーリーよりも不良同士の喧嘩がメインになっています。

 

漫画OUTは、物語の伏線も気にしながら読むことができる点が素晴らしいの一言。

喧嘩だけでなく、アウトローのリアルな日常も描かれています。

 

個人的な考察としては、今後は斬人5代目のメンバーが物語に絡んでくると予想しています。

皆川 状介か本郷 流希亜のどちらかは、生存しているのでは?と考えています。

 

漫画OUTネタバレまとめ

漫画OUTの登場人物からストーリーまで紹介しました。

漫画OUTは、まだ連載されているため、完結していません。

 

完全なネタバレにならない程度の程よいネタバレにして情報をお届けします。

この記事にて、随時漫画OUTの最新情報を更新していきます。

 

以上、「漫画OUTネタバレ完全版。登場人物からストーリーまで全て解説する」でした。

 

 

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